CASE
このような方が
診療を受けています
統合失調症
40歳 男性
本人・家族の相談
数年前まで病院に通院していたが、薬も飲まなくなってしまい、妄想や盗聴されているような感覚があり社会との接点もなくなってしまった。
- 通っていた病院から紹介状を取り寄せて病歴を把握します。
- 初診で内科的な診察や検査も合わせて行い、病気が精神的なものなのかをはっきりさせます。
- 精神科専門医の診察も受けて頂き、診断書や薬の処方、精神科訪問看護の手配などをします。
- 飲み薬が難しい場合は1カ月効果が持続する注射薬なども検討します。
- 自立支援医療受給者証や障碍者手帳の取得を行い、福祉サービスに繋げます。
- 病状などをみながら社会復帰のためのB型作業所などを紹介します。
パーキンソン病
70歳 女性
本人の相談
通院で内服を続けてきたが、体が動きにくくなって通院もできなくなってしまったが、家から離れたくない。
- 通っていた病院から紹介状をもらい、病歴や今の内服薬を確認します。
- 診療しながらパーキンソン病の薬の調整を行います。並存疾患の薬も合わせて調整します。
- 定期的に行政に提出する臨床調査個人票の記入を行い、行政のサポートが受けられる状態を維持します。
- 介護認定に必要な主治医意見書も作成し、必要な介護サービスが受けられるようにします。
- 適宜外部の訪問看護ステーションと連携しながら、容体の安定や生活の支援を行います。
COST
治療費について
【通常の訪問診療】
ご自宅にお住まいの方
6000円~/月
施設入所されている方
2000円~/月
(統合失調症などの)自立支援医療の対象疾患の場合は
自立支援で医療費が3割負担の方でも1割になります。
月2回の訪問診療+(必要な場合)週3回の訪問看護+訪問薬局(*2)が自立支援の医療費とみなされます。
病状とそれぞれの方の経済状態に応じて月々の医療費上限額が0円~10000円になります(*3)
(パーキンソン病などの)指定難病の場合は
病状とそれぞれの方の経済状態に応じて月々の医療費上限額が0円~10000円になります。
(*2)認知症や精神疾患に当てはまらない薬は通常の医療保険になります。
(*3)診療初月のみ、初診・検査料や診断書料があり自立支援の範囲に入らないため1万円程度別途かかります