認知機能が低下していた患者さんを
適切な医療・介護のサービスでサポートしていきます。


独居の方で生活が不安な方
同居する家族がサポートしているが介護が大変になってきた方
妄想や幻聴で顔なじみのお店や警察に迷惑電話をしてしまう方などあらゆる症状に対応が可能です。
また費用負担の多い方でも自立支援医療の補助を受けることで
医療費が1割負担になったり、月の上限支払いが2500円になったりします。

CASE

このような方が
診療を受けています

認知症の診断をうけていないが怪しい方

78歳 男性

本人・家族の相談
最近怒りっぽくなり、同居する妻に頻繁に怒るようになったがどうにか仲良く家で過ごして欲しい。様々な疾患もあり、薬もあるが通院させるのも大変なのであわせて一緒に診て欲しい。

  • 家で診察や血液検査などで認知症の診断を行います。
  • 怒りっぽさがとれる薬を使用して、家庭生活を順調にするお手伝いをします。
  • 他院で処方される様々な薬を一包化(日毎の朝昼晩に飲む薬をそれぞれ一つにまとめて、内服忘れがないようにします)してお薬カレンダーで管理します。
  • いきいきセンターと連携して、介護認定を行い、ヘルパーによる入浴介助など行います。

アルツハイマー型認知症

69歳 女性

本人の相談
最近物忘れをするようになり、「家に男性が入ってくる」と警察にかけて電話をするが、警察が来て「何もない」と帰っていくのを繰り返している。
訪問診療や訪問看護を導入したいが、医療費が3割負担で経済的に厳しい。

  • まず家で内科的な診察や血液検査などを行います。
  • 精神科専門医が家で診察し、認知症や幻覚などに対応する必要な薬の処方や自立支援医療(下記参照)の診断書を発行します。
  • (容体が不安定な場合は)介入始めに当院から看護師による訪問看護で容体を確認していきます。
  • 自立支援医療の対象となれば医療費負担は1割となり、訪問診療・訪問看護・訪問薬局の月々の負担の上限が2500円~10000円となります。
COST

治療費について

通常の訪問診療、月2回の訪問診療】

ご自宅にお住まいの方

6000円~/月

施設入所されている方

2000円~/月

認知症として自立支援の適応となる容体の時
自立支援の医療費が3割負担の方でも1割になります。
月2回の訪問診療+(必要な場合)当院からの週3回の訪問看護(*1)+訪問薬局(*2)が自立支援の医療費とみなされます。
病状とそれぞれの方の経済状態に応じて月々の医療費上限額が2500円~10000円になります(*3)。
(*1)外部の訪問看護ステーションの場合は医療ではなく介護での算定になります。
(*2)認知症や精神疾患に当てはまらない薬は通常の医療保険になります。
(*3)診療初月のみ、初診・検査料や診断書料があり自立支援の範囲に入らないため1万円程度別途かかります。